アルカサル・デ・サン・ファンで秋の風物詩といえばコレ(下の写真)。焼き栗屋さん。おそらく自分を含めたほとんどの住人がコレを見ないと、秋が来たという感じがしないのでは。さすが、かつては鉄道で栄えたアルカサル・デ・サン・ファン。屋台も蒸気機関車のカッコウをしていてる。撮影時は雨上がりということもあり、人もまばらで、焼き栗屋さんは読書に興じている。食欲の秋と同時に読書の秋ということか。
人出が増えてくると、この屋台にもちょっとした行列が出来る。お値段は、1ユーロから。2ユーロ出したら、新聞紙でこしらえた袋に12粒ほど入っていた。焼きたてのホヤホヤで寒さでかじかんだ手に最適。日本に住んでいた頃の「い-し やーー きーー もーー おいも」とトラクターで近所を回る石焼きいも屋さんや、駅前で売っている天津甘栗が思い起こされる。いつまでも無くならないでほしいものの一つである。
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