プラド美術館に行く途中、下の写真の大道芸人に遭遇。後ろの彫刻師が、前にある彫刻を作っているという演出である。最初は、2人でやっているのかなと思っていたら、人間は彫刻師だけで、驚いたことに彫像の方はガラス玉を目にした人形であった。小銭を置いてやると、後ろの彫刻師が目を見開き、辺りを見回し、再び目を閉じておしまい。それでも、子供たちはとても喜んでいた。
マサルと絵の最前列に行き、絵の感想をきくと、「これならインターネットの絵の方がずっとよかった。」と言い出す始末。そうだ、「絵画は、近くではなく、遠くでみるものだ。」と誰かが言っていたのを思い出し、2人で今度は遠くに立ってみた。するとマサルは「すごい!特に後ろにある鏡が、まるでガラス窓のようだ。」と喜んだ。ケンゾウの方は、他の絵の天使、女神、犬といったものを見て喜んでいた。連れで来た甲斐はあったようだ。
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女官たち(ラス・メニーナス) |
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