2012年11月25日日曜日

ピクニック

今日の午後は、午前中にサンドイッチを作っておき、15Km程離れたとなり村のビリャ・フランカ・デ・ロス・カバリェロス(Villa Franca de los Caballeros)の湖にピクニックへ。というのも、気温18℃と11月の終わりとは思えない暖かさ。(普通だったら、10℃以下であり、とても外で過ごそうという気にはならない。)おそらく、今年最後のピクニックになりそうなので、出かけようとなった次第。

子供たちも楽しそうにサンドイッチをほおばり。と書きたいところだが、実は退屈な食事の時間が大嫌い。食事が終わると近くの公園で遊べるので、それだけを考えているところ。

子供たちの権利週間

今週の11月20-25日が子供たちの権利週間ということで、アルカサル・デ・サン・ファン市で、観劇をはじめとするさまざまな催しものが行われた。クリシス(深刻な経済不況)真っ只中のスペインのこと、果たして来年もあるかどうかの見通しはまるでない。楽しめるときに楽しんでおかないということで、子供2人と市の体育館に出かけることに。

子供たちに健康食品をということで、リンゴ、バナナ、オレンジ、ブドウといった果物が用意されていた。さっそくブドウをほお張るウチの子供たち。

竹細工、木細工のおもちゃで遊ぶ2人。

積み木に輪投げ。やったわ、やった、なーつかしーなー。

パルチス(Parchis)というスゴロクのようなゲームに、特大のふわふわボールを使ったペナルティーキック。

色紙を洋服の形に上手に切って、

壁に貼られた絵にのりで上手に貼り付ける。

最初は、出かけるのをイヤがっていて2人だが、最後は、大満足。「どうだ、パパの言うことに間違えないだろう」と胸を張りつつも、「だまされた、つまらない、時間の無駄だった」と言われなくてよかったと内心、ホッと胸をなでおろすパパ。

2012年11月22日木曜日

イネスちゃんの誕生日パーティー

今日はウチの下の子のケンゾウ(下の写真の左)のクラスメート(幼稚園の年長組)のイネスちゃん(下の写真の右の主役席)の誕生日パーティーが開かれた。プラネットマジックという子供向けの室内遊び場で、色々なエアトランポリンが置いてあり、子供たちが、跳んだり、はねたりできるようになっている。また、ケーキ、ロウソク、とんがり帽子が用意されており、誕生日の歌のCDが流れる中、白い煙が出てくるという演出付き。子供たちは、大満足。

ケンゾウ(下の写真左)と同級生のファン君(下の写真右)と合同で、イネスちゃん(下の写真左から2番目)へスポーツウエアの上下をプレゼント。ところが、驚いたことにイネスちゃんは既にこれと全く同じスポーツウエアを持っているとのこと。イネスちゃんのお母さんのマールさんは、「よく子供の好みが分かったこと!」と大笑い。同じお店で、別のウェアと交換できるので、問題はないが、それにしても何たる偶然。


2012年11月15日木曜日

ケンゾウの誕生日パーティー


今日は、ウチの下の子のケンゾウの5歳の誕生日で、市内のハンバーガーショップ「バーガーキング」で同じクラスの友達を招待してパーティーを開いた。5年前に生まれたのが、ついこの間のように感じるのは、どこの親でも同じであろう。

2012年11月14日水曜日

ゼネラルストライキ

今日は、政府の緊縮財政に反対するため、スペイン全土でゼネストとなった。30,000人余りの人口のアルカサル デ サン ファン市ではあるが、市役所前のスペイン広場(下の写真)には、思ったより人が集まったな、という印象。

広場にあるドンキホーテとサンチョパンサの像(下の写真)も何事かとビックリしているのでは!



2012年11月11日日曜日

合同誕生会

今日は、マドリッドの義姉の家にて、私のペア(11月5日生)、上の子のマサル(9月27日生)、下の子のケンゾウ(11月15日生)の合同誕生会。ケーキは、アルカサル デ サン ファンで買って、車で運んできたのであるが、少し動いてしまい、下の写真でお分かりのとおり、ケーキの左下の生クリームが、包装紙とぶつかり、削り取られてしまった。面目ない。

ウチの子供がロウソクの火を吹き消している。とても楽しそう。スペインの子供たちは、これが大好きで、当事者だけではなく、招待されている子供たちと一緒に、しかも火をまたつけては消すと、何度もくり返す。



女官たち(ラス・メニーナス)

先週、上の子のマサル(小4)が学校の図工の時間にスペインを代表する画家の1人であるベラスケスの「女官たち(ラス・メニーナス)」の塗り絵をしたとのこと。だったら、本物を見せてやろうじゃないかと親バカにもマドリッドのプラド美術館にわざわざ連れて行くことに。(昨年もピカソのゲルニカの課題があった時、レイナ・ソフィア美術館に本物を見せに連れて行った。)

プラド美術館に行く途中、下の写真の大道芸人に遭遇。後ろの彫刻師が、前にある彫刻を作っているという演出である。最初は、2人でやっているのかなと思っていたら、人間は彫刻師だけで、驚いたことに彫像の方はガラス玉を目にした人形であった。小銭を置いてやると、後ろの彫刻師が目を見開き、辺りを見回し、再び目を閉じておしまい。それでも、子供たちはとても喜んでいた。

マサルと絵の最前列に行き、絵の感想をきくと、「これならインターネットの絵の方がずっとよかった。」と言い出す始末。そうだ、「絵画は、近くではなく、遠くでみるものだ。」と誰かが言っていたのを思い出し、2人で今度は遠くに立ってみた。するとマサルは「すごい!特に後ろにある鏡が、まるでガラス窓のようだ。」と喜んだ。ケンゾウの方は、他の絵の天使、女神、犬といったものを見て喜んでいた。連れで来た甲斐はあったようだ。
女官たち(ラス・メニーナス)

2012年11月10日土曜日

移民するスペインの若者

今日は、グロリア(私のペア)の姪のアリシアちゃん(24歳 下の写真右)が、半年ぶりにドイツからスペインに帰ってくるので、みんなでマドリッドのバラハス空港へお出迎えとなった。幸い1週間の休みが取れたので、一時帰国である。スペインはクリシス(深刻な経済危機)のため、仕事が無い。彼女は、大学の看護学科を出た看護婦さんであるが、スペイン国内の看護婦さんの募集はゼロといっていいほど。もはや国外に仕事を探すしかない。幸いにもベンツやポルシェでお馴染みであるシュトゥットガルト(ドイツ)の病院にて看護婦補助の仕事を見つけ、ドイツ語を勉強しながら働いている。
総勢9名が、周りの笑いもよそに、赤鼻、蝶ネクタイ、首飾りを身に付け、出迎えると、到着ゲートで我々を見つけた彼女の目から涙がこぼれた。

2012年11月9日金曜日

秋の風物詩 -焼き栗-

アルカサル・デ・サン・ファンで秋の風物詩といえばコレ(下の写真)。焼き栗屋さん。おそらく自分を含めたほとんどの住人がコレを見ないと、秋が来たという感じがしないのでは。さすが、かつては鉄道で栄えたアルカサル・デ・サン・ファン。屋台も蒸気機関車のカッコウをしていてる。撮影時は雨上がりということもあり、人もまばらで、焼き栗屋さんは読書に興じている。食欲の秋と同時に読書の秋ということか。

人出が増えてくると、この屋台にもちょっとした行列が出来る。お値段は、1ユーロから。2ユーロ出したら、新聞紙でこしらえた袋に12粒ほど入っていた。焼きたてのホヤホヤで寒さでかじかんだ手に最適。日本に住んでいた頃の「い-し やーー きーー もーー おいも」とトラクターで近所を回る石焼きいも屋さんや、駅前で売っている天津甘栗が思い起こされる。いつまでも無くならないでほしいものの一つである。

2012年11月5日月曜日

パートナーの誕生会

今日は、人生のパートナーであるグロリアの?歳の誕生日である。誕生会を開くと、近所に住む仲間が集まってくれた。下の写真はバースデーケーキ。ちょっと(?)大きめのを買ったため、半分以上が残ってしまった。これから1週間程、朝食はケーキになりそうだ。


会話中にアントニオさん(下の写真左)が、マルタさん(下の写真右から2番目)の娘のマリアちゃん(中1)の数学の先生であることに気が付く。幸いか?気を使ってか?マリアちゃんはいい生徒だとコメントしていたが。こりゃマリアちゃんの成績は、クリスマスプレゼントとして先生に何を送るかで決まるなと茶化す、まわりの人びと。

子供たちが集まれば、下の写真のシーン。ニンテンドー、スーパーマリオブロス(スーパーマリオブラザーズ)を知らないスペインの子供たちがいるのだろうか?。先日、スーパーマリオブラザーズの生みの親である宮本茂さんがスペイン皇太子賞を受賞されましたが、分かる気がする。

2012年11月4日日曜日

デニア その4

最終日にデニアでプラプラする。4日間、子供たちははしゃぎにはしゃぎまわっていたが、家にいたらTVゲームで遊んでいるだけなので、いい4日間だったといえよう。

2012年11月3日土曜日

デニア その3 バレンシア科学博物館にて

3日目は、あまり天気がよくないのでバレンシア科学博物館へ行くことに。ハロウィン週間ということで仮装している子供は入場料が無料。クリシス(経済危機)真っ只中のスペイン。もちろん我が家も例外ではなく、家計を締められるだけ締めなくては。嫌がる子供たちを無理やり仮装させ、入場料を浮かせたのは言うまでもない。
博物館内を歩いていると、突然、こちらを呼ぶ声。まあ誰か別の人を呼んでいるんだろうなと振り返ると、な-んと人口わずか30,000人のおらが村、アルカサル・デ・サン・ファンの中学と高校で歴史を教えるオルガ先生(下の写真)とその一人息子ルイス君(2枚目の写真の左側の子)ではないか。この日、この時、この場所でお会いするとは。ほんと世界なんてハンカチほどの大きさしかないとはよく言ったものだ。ちなみにルイス君は、ウチの上の子のマサルと毎週土曜日にチェス教室に通っているチェス仲間である。


親としては、もっと科学に興味を持ってほしいのであるが、超人ハルク、スパイダーマン、Xメン、ファンタスティック4といったアメリカ漫画のスーパーヒーローの特別展や

工事現場を体験できる遊び場にしか興味をしめさない。あたり前か。子供たちには大満足な一日だった。

2012年11月2日金曜日

デニア その2 カルペにて

デニアに着いた2日目は、近くのカルペ海岸へ向かった。シーズンオフのせいか、人もぽつぽつという感じで静か。大きなリゾートマンションがたくさんあるので、夏には大にぎわいをみせるのだろうなと想像したりする。海岸沿いの遊歩道は景色もよく楽しい。老後にこんな所で暮らせて、こんな遊歩道を散歩するのを日課にできたらいいなと思いながら(まだ老後を考える歳ではないが)、下の写真の奥に写る高層リゾートマンションの値段をみると600,000ユーロ...スペインのクリスマスジャンボの一等賞金が300,000ユーロだから、こりゃ夢でも買えない。

せっかくバレンシア地方まで来たのだから、お昼は、オマール海老のパエリアを食べる。写真で見るとまずそうだが、実際はとても美味しかった。

子供は、年齢が近いというだけで、誰とでも友達になってしまうようだ。親にしてみると煩わされないぶんかなり助かるが。



2012年11月1日木曜日

デニア その1 バレンシアにて

今日、11月1日は、スペインの祝日(お彼岸)である。11月2日は、学校がお休み。11月3、4日は週末。したがって4連休。この4連休を利用して、家族でバレンシアとアリカンテの境界にあるデニア海岸へ行くことに。朝早く出発してデニアで昼食という予定が、案の定、遅れに遅れ、家を出たのが昼の1時過ぎ。したがってバレンシアで遅い昼食をということに。ファーストフードのハンバーグショップを探す途中、下の写真にあるパン屋のわきを通るも、窓越しのパンの実演に子供たちが釘付け。そして、ここで食べたいという始末。そういう狙いで実演をしていたのであろうが、ものの見事に引っかかってしまった。

まあ実際、パンは美味しかったし、ファーストフードよりはヘルシーな感じなので、まあいいかといったところ。子供たちも美味しい美味しいとピザを全部、食べたことだし。