2013年1月30日水曜日

非暴力と平和の日

スペインの小学校では、毎年、1月30日を「非暴力と平和の日」としている。ウチの子供たちの通うアルカサル・デ・サン・ファンのファン・デ・アウストリア小学校でも例外にもれず、行事が催された。心温まるニュースや平和へのメッセージを下の写真のように人の形をした紙に貼り付け、各クラスごとに代表者が読み上げる。なかにはクリシス(深刻な経済危機)が終わり、失業者が減ることを祈るメッセージもあった。

熱心(?)にきいている上の子のマサル(小4 下の写真左)とケンゾウ(幼稚園-年長 下の写真右)。

2013年1月26日土曜日

フラン君の誕生日パーティー

今日は、上の子のマサル(9歳 下の写真右端)の1番の親友であるフラン君(下の写真の左上)の9歳の誕生日パーティーが開かれた。実際の誕生日は、12月28日であるが、年末は忙しいかったそうで、今日まで延び延びになっていた。
場所は、エアトランポリンのあるプラネットマジックで、9歳になるマサルにとっては、自分のや、友達の誕生日パーティーをあわせるともう何度も来ているわけであるが、飽きもせず跳びはねていた。クリシス(深刻な経済危機)真っ只中のスペイン。このプラネットマジックも例外にもれず、売りに出されているとのこと。もしこのまま買い手がいないと閉店となるそうだ。

2013年1月19日土曜日

マヌエル君の誕生日パーティー

 今日は、下の子のケンゾウ(下の写真左端)の幼稚園のクラスメートであるマヌエル君(下の写真右の緑の服)の誕生日。11月にケンゾウが5歳になったばかりだと思ったら、マヌエル君はもう6歳。ちなみにスペインでは、生まれた年で学年が決まる。したがって、日本のように早生まれ、遅生まれはない。クラスメートたちの生まれた年はみんな同じく2007年。

クラスメート全員、揃い踏み(下の写真)。ところで、マヌエル君のお父さんは日本文化の大ファンで、子供を持つまで空手を習っていて、マドリッドに行けば日本食レストランで食事をし、日本の集団での仕事の仕方が大好きだという。また、マヌエル君のお父さんの友達も日本の食文化に興味があり、川上弘美さんの「空は青。地面は白。」(センセイの鞄)という小説が大好きだそうだ。狭いアルカサル・デ・サン・ファンではあるが、日本に興味がある人は結構いるよう。

誕生日のプレゼントにはファン君と共同で、スポーツシューズを贈った。

2013年1月13日日曜日

サン・アントンのお祭り

今日は、動物の守護神であるサン・アントン(聖アントニウス)のお祭りである。アルカサル・デ・サン・ファンの住人たちは、自分たちの飼っている動物を祝福するために、サンタ・マリア・ラ・マヨール教会に連れて行くのがしきたり。

我が家は何も飼っていないので手ぶらで参加。近所の子供たちが連れて来たハムスターに喜ぶマサル(9歳 上の写真)とケンゾウ(5歳 下の写真)。

ロケット式の爆竹が青空に飛び交い、最後にサン・アントンの御神輿(下の写真)が街中を練り歩く。また、サン・アントンの福引があり、豚が1頭まるまる当たるのだが、子供たちにきくと「そんなもの当たったら、どうやって飼うの?いらない。」とのこと。確かに仮に当たってとして、肉屋に解体してもらうわけだが、ウチの小さな冷蔵庫に入りそうもない。肉屋に売っておしまいか。

2013年1月7日月曜日

ちびっ子向け音楽コンサート

今日は、お昼に新年のちびっ子向け音楽コンサートがアルカサル・デ・サン・ファン市の市民ホールで催された。固唾をのんで見守るケンゾウ(下の写真右)。

オーケストラによるさまざまな演奏の後、待望の「ピーターと狼」の始まり始まり。演奏だけではなく、劇もやったので、子供たちは大喜び。

2013年1月5日土曜日

東方の3博士たちがやってきた

今日は、子供たちが待ちに待った東方の3博士たちが、おもちゃを届けにやって来る日。普通、東方の3博士たちはラクダに乗って登場するのだが、今回は、スペイン国鉄(Renfe)を使って、アルカサル・デ・サン・ファン駅に登場。おそらく、このクリシス(深刻な経済危機)で、市役所にラクダを借りる予算がないのでは!?。

何はともあれ、東方の3博士たちのパレード開催。道化師たちあり、仮装あり、

踊りありと、子供たちのテンションは、この寒さにもかかわらず、最高潮。

最後に東方の3博士たち、それにプレゼントの山をのせたトラクターがパレードし、子供たちは大はしゃぎ。

デニア その5 ヨットハーバーにて

今日は、デニアのヨットハーバーを散歩。デニアに来た時は、必ずといっていいほど、立ち寄るのだが、今日は、無風で波がなく穏やかな海を水平線まで見渡せた。

昼食は、ヨットハーバーのレストランで。食事は退屈だと、元気のない2人のウチの子。
上の子のマサル(9歳)はハンバーガーを

下の子のケンゾウ(5歳)はスパゲッティを食べる。

今度、船を買おうと元気な2人。家1軒分の値段の小型船。おまけに船と同じくらいの値段の停船所。維持・管理費。免許...。わずか1ヶ月の夏休みのためには、贅沢すぎる買い物。内心、宝くじに当たってもいらないと思う。

木のボートの前でポーズ。

2013年1月4日金曜日

デニア その4 クリスマス民芸品市にて

バレンシア科学博物館内でクリスマス民芸品市が開催。早速、よってみた。子供たちにとっては、民芸品より駄菓子。

お店より遊び場。木の迷路。

木の三輪車(下の写真左)に木馬(下の写真右)。

そして、輪投げ。

お姉さんの手伝いで、画用紙に色を塗って、切り取って、かんむり作成。

クリスマスだけにベレン(キリストの降誕)も。

デニア その3 バレンシア海洋博物館にて

今日は、バレンシア海洋博物館へ。地下の部分が水族館になっている。世界の地域ごとに水槽が分かれていて、魚トンネルもあり、見所は盛りだくさん。下の写真は寝そべって魚を観賞するケンゾウ(5歳)。

地上の部分は鳥たちの公園。

50年後には、海はすっかり汚れてこうなりますという警告。我々の孫の時代は、ゴミの波の中をサーフするのか?

ビュッフェ(バフェ)形式のレストランのため、好きなものを選べ、とても満足なウチの子供たち。

定番のイルカのショー。これを見ないと、クリープを入れないコーヒーの様。

2013年1月3日木曜日

デニア その2 ショッピングモール ラ・マリ-ナにて

冬場は日没が早いため、夕食まで、だいぶ時間がある。したがって買い物をするわけではないが、ショッピングモールで過ごすことに。なんと巨大ピアノがおいてあり、誰でも勝手に演奏してよいとのこと。ただし、足で弾くことが条件。巨大なだけにまさに鍵盤から鍵盤へ跳んだりはねたりの上の子のマサル(9歳)。何とか上手に「きよしこの夜」と「ジングル・ベル」を弾いていた。

おやつは、世界の言葉「マクドナルド」で、ソフトクリームとマックポテト。

マサル(下の写真)は、さらにプラスティックの雪山でそり遊び。本当は1回しか滑れないはずが、3回も滑らせてもらっていた。チャッカリ。

実は昨日もここに来て滑った2人のウチの子供たちだが、下の子のケンゾウ(下の写真)は、進行方向が悪く、横の壁に激突。体が半分、そりから出た状態だったため、今日は恐れをなして、見学のみ。

デニア その1 パルセントにて

冬休みは、今回もデニアで過ごすことに。
今日は、デニアから内陸部へ上った先にあるパルセント(Parcent)という村へ。当初はここでパエリャを食べようという予定が、パエリャのレストランが満員。したがって、同じ村の別のレストラン「パライソ(パラダイス)」へ。
レストランからの景色は良好(下の写真)。

驚いたのは、店の人や他のお客さんがみんなイギリス人かアイルランド人らしく英会話のみ。まるで、イギリスで食事をしているみたい。まあ4人分の高い飛行機代を払うことなく英国にいる気分になれるわけで、よしとしょう。子供たちもそれに気づいてかハローの連発。
出てきた前菜(下の写真)の盛り付けはとてもおしゃれ。


デザート(下の写真)はもっとおしゃれ。


その後、さらに奥にあるカステル・デ・カステルス(Castell de Castells)へ。ところが、丘全体が村になっており、道幅が狭く家の壁が迫っていて、まるで迷路の様。案の定、迷子になり、車で切り返しを試みたところ、カドにあった岩に車の側面がゴツン。車は、この岩に引っかかり、左の後輪が宙に浮く始末。何とか脱出したものの車は下の写真の通り。まあ大事故でなくてよかったというところか。